最近よく耳にする「SDGs」とは

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。日本でも積極的に取り組んでいて、環境省は、持続可能な開発目標(SDGs)に係る取組の進展に寄与することなどを目的として、すべての企業が持続的に発展するためのSDGsの活用ガイドを作成しました。

17のゴールの一部「7」に注目してみました。

SDGsの対象となるパッシブ設計とは

SDGsの目標でもある「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の対象にもなるパッシブ設計とは自然の力を利用する省エネ手法の事です。具体的には太陽の熱や光、風を有効に利用して暖房や冷房、照明にかかるエネルギーを抑えるように設計する手法をいいます。これにより実際に暖房や冷房にかかる費用を減らすことが可能なのです。寒い冬。酷暑の夏。室内温度が不快気温になれば活用するのがエアコン。最近のエアコンは技術開発が進み、どんどんエコになり電気代がかからないようになってはいますが「エアコンをつけたら電気代がすごい金額に!」なんてことはよくある話ではないですよね。電気代は節約したい。けれど快適に過ごしてたい。その両方の願いを叶えてくれるのがパッシブ設計です。

パッシブデザインで行うこと

  • 自然エネルギーを活用する(太陽光、風等)
  • 自然エネルギーを調整する
  • 高い質の室内環境を実現させる
  • 省エネルギーを実現させる
冬暖かく、夏涼しい。

パッシブ設計になくてはならない「庇(ひさし)」

夏は日差しをさえぎり、冬は日差しを取り込む庇(ひさし)

庇の取り付け位置

  • 南面に設置します

方角により日射の遮り方は異なります。まず西面と東面ですが、この2方向は太陽高度が時間帯により大きく違うので、庇での日射遮蔽は困難です。庇で日射をコントロールすることができるのは太陽高度が安定している南面窓となります。

  • 庇の出幅を検討する

庇の出幅を考えるためには、窓の高さとその地域での南中高度を調べる必要があります。
大阪の気候では、大体9月の中頃までは酷暑が続きます。太陽が昇り11時を過ぎるくらいには暑さが厳しくなるイメージがあるので、9月中頃の11時の太陽高度を調べます。日射取得のための窓(南面の掃き出し窓等)では庇の出幅を夏の夏の日射を遮り、冬の日射を取得できるちょうど良い出幅の庇の長さを検討する必要があります。

庇の出幅の計算式です。地域によって日照角度が違うので注意してくださいね。

上記の様に庇(ひさし)の出幅を計算することが出来ます。ただ、地域によって日照角度が変わるのと、個人のお好み、省エネを意識しすぎて居住性がなくなってしまっては意味がないので設計者のかたと何入りに相談されることをお勧めします。

夏は日差しをシャットダウン冬は日差しを取り込みます

本日の担当はキャサリンでした(⌒∇⌒)

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キャサリン

ネコを愛するひさしっくすスタッフ

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