こんにちは♪
大阪府河内長野市にある庇(ひさし)専門店「ひさしっくす」です。

今日はひさしを取り付ける時に必ず必要になる「下地」についてです。

下地探しの基本知識

施工担当DIY親方です。

「どこに柱や間柱があるのだろう」と悩んで取り付けを諦めてしまう人も多いかと思います。
それで今回は、取り付けに一番大切な下地探しの基本知識をお伝えいたします。

ステップ1:家の基本サイズを知る。

基本サイズとはなんでしょうか。
柱の中芯から隣の柱の中芯までのサイズのことです。
日本の家はメーターモジュールか、尺モジュールかの2種類しかありません。

 

 

メーターモジュールであれば、1メートルが基本サイズとなっております。
尺モジュールであれば、910mmが基本サイズとなっております。

 

日本のほとんどの家は尺モジュールが採用されていますが、メーターモジュールの家も増えてきております。
お家の平面図を見ると、どちらかすぐにお分かりになると思います。

 

 

もし平面図がない場合はどうしたらいいでしょうか。
家を直接測るしかありません。
和室など柱がむき出しになっていれば、二本の柱の間隔を測ればどちらのモジュールかすぐに分かります。

 

 

外だけで見分ける方法もあります。
外壁の継ぎ目、サッシの幅、壁一面の長さなどを測れば、どちらのモジュールかすぐに分かります。

 

ステップ2:柱の位置を見分ける。

基本的には、角の柱から910mmの等間隔で柱が建っています。
そして、その間の中芯に455㎜間隔で間柱が建っています。
間柱は、30㎜か45㎜の太さです。
この間隔は基本であるものの、窓の位置や部屋の配置によって変わってくることがよくあります。
それで平面図でどのような間隔で柱が建っているのか確認します。

平面図がない場合はどうしたらいいでしょうか。
部屋の間取りを確認します。
間仕切りしているところには必ずといっていいほど柱が建っております。
または、サッシの位置を確認します。
尺モジュールであれば、800㎜以下、もしくは1700㎜以下のサッシが取り付いており、その両端に柱が建っております。
300㎜や1200㎜程度のサッシが取り付いている場合は要注意です。

 

 

ステップ3:基本となる柱の中芯を知る。

大まかな柱の間隔や位置が分かったら柱の中芯を知る必要があります。
もし間柱などにも取り付ける場合は、10㎜ずれただけでしっかりと取りつかなくなることもあるからです。
それで、正確な位置を知る一番簡単な方法は、角の柱の中心を出すことです。

外から見える外壁から柱まではどうなっているのでしょうか。
まず、柱の上に構造合板と防水シートを張ります。
その上に外壁の下地もしくは金具が付き外壁材を張ります。
柱から外壁の外側まで約40㎜です。
柱は、基本的に105㎜の柱が使われています。
そうであれば、外壁の端から40+52.5(柱幅の半分)=92.5㎜が柱の中芯となります。
そこから、ステップ2で見分けた柱の位置を印していけば、下地の位置がはっきり決まります。

 

 

これで準備はばっちりです。

 

いかがでしたでしょうか?

文章に書くとチョット難しい感じがするかもしれませんが、実際にやっていただくと「ナルホド~」と思っていただけると思います。

わからないことがあれば「ひさしっくす」までお気軽にお問合せください。

 

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